完全無欠コーヒーのダイエット効果、10日でマイナス5kgを達成

「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という本の「完全無欠コーヒー」を中心としたダイエット方法を実践してみました。

コーヒー好きなので結構ラクに継続でき、結果は10日でマイナス5kgほどの減量に成功しました。その後はさらに減っています。

本に掲載してある通りに実践したわけではなく、食事法の部分なんかはいい加減に済ませましたが、ポイントをはずさなければ痩せはするようです。

完全無欠コーヒーを実践した経緯

今年のはじめごろに体調を崩しまして、その原因に腸内環境の悪化があるのではと思い、悪玉菌やカビのエサになる炭水化物や糖質を制限しようと考えてた矢先に「最強の食事」をたまたま読んだのがきっかけ。

その当時の食生活は、パンばっかり食べて、おやつはもちろん、夕食も腹いっぱい。ろくに運動しないうえに、夜中にコーヒー&スイーツといった有様でしたので、さすがに太りました。適正体重から5キロオーバー程度でしたがあきらかに腹周りがおかしい。

そんな折りに体調不良に見舞われまして、いろいろ調べてみると腸内環境がおかしいんじゃないかと。ただでさえ便秘持ちですし。そこで健康回復とダイエットも兼ねて実践してみたのが経緯。

本当は本格的な断食でもやりたかったのですが、事情があって無理。そこで半日断食と糖質制限をやってみようかなというときに、「最強の食事」にある「完全無欠コーヒー」を中心とした「完全無欠断続的ファスティング」がピッタリだったのです。

その結果は記事の冒頭でも書いたように、10日でマイナス5キロ、その後2週間ぐらいでマイナス3kg、トータルでマイナス8kgのダイエットに成功しました。半年以上経過後もリバウンドなし。体調も完全回復とまではいきませんが、だいぶ良くなりました。

完全無欠ダイエットとは?

「完全無欠コーヒー(バターコーヒー)」は「最強の食事」で提唱されている「完全無欠ダイエット」の一部です。なので、完全無欠コーヒーだけ取り出してもあんまり意味がありません。

完全無欠コーヒーで太る!カロリーあるので意味がない!みたいな意見がある一方、滅茶苦茶やせたという人もいるのはおそらくそのためじゃないかなと。

完全無欠ダイエットのおける食事法の詳細については本を読んで欲しいのですが、簡単に内容を書くとこんな感じです。

高脂肪、中タンパク質、低炭水化物

完全無欠ダイエットはケトン体食事法と似ていて、糖質を制限することで「ケトーシス(糖の代わりに脂肪を燃やしてエネルギー源に変える)」に誘導する方法です。炭水化物は1日30g以下に抑え、そのぶんたっぷりの脂質と適量のタンパク質を摂ります。

カロリーベースでいうと、脂質が50~70%、タンパク質20%、野菜20%、炭水化物5%といった具合になります。実際の食事では、低カロリーの野菜が相対的に多く食べることになります。

炭水化物や糖はまったく摂らないわけではなく、長期間の低炭水化物食のリスクにも触れて、摂取するタイミングが重要とのこと。夕食に適量を食べることはかまわないとされています。

反栄養素、カビ毒

上記の要件を満たせば何食べてもいいわけではありません。「反栄養素」や「カビ毒」をできるだけ避けて「完全無欠」の食物を食べることが重視されています。

脂肪、タンパク質、炭水化物などを対象に「完全無欠」「ミドルリスク」「ハイリスク」というようにリスク度合いに応じた評価がロードマップ化されています。従来からだにいいとされる食品もリスクゾーンに分類されていたりして面白いです。

例えば健康的なイメージのナッツ類で安心していいのはココナッツだけ。乳製品も完全無欠といえるのはグラスフェッド(牧草飼育)のバターかギーぐらい。

といっても絶対食べるなというわけではなく、リスクを踏まえたうえで量や種類を選ぶ基準ということです。もちろん本のなかでは完全無欠を目指すことをオススメされていますが。

また、調理法も悪い影響を減らす方法が推奨されています。揚げ物はもちろん、高い温度で炒めたりするのは不可。低い温度で加熱調理か未調理が望ましいとされています。

断続的ファスティング

著者はファスティングの効果も重視していて完全無欠ダイエットに取り入れています。具体的には夕食から次の日の昼まで何も食べずに15~18時間(18時間が推奨)を断食時間に当てます。いわゆる「半日断食」というやつです。

半日断食の効果はよく知られていると思いますが、代謝を上げ、体重を減らし、慢性病を防ぐ、集中力を高めるなど。

ただし、普通に働いている現代人にとって、朝に何も食べないのはエネルギーが湧いてこなくて、午前中のパフォーマンスががた落ちになります。

そこで、空腹感を起こさずに断食のメリットを最大限に享受する方法として、著者が提案しているのが「完全無欠コーヒー(バターコーヒー)」を飲むという方法なわけです。

完全無欠コーヒーの効果

完全無欠コーヒーは、単に空腹感をごまかす方法ではなく、脂肪を燃やし、エネルギーを高め、より健康的になるのが目的。

完全無欠コーヒーとは?

簡単にいうと「高品質コーヒー豆で抽出したコーヒー」に「MCTオイル」と「グラスフェッドの無塩バター(またはギー)」を混ぜて飲むというもの。

コーヒー豆はカビ毒に汚染されやすいため、できるだけ高品質のものを使います。MCTオイルはココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸(カプリル酸、カプリン酸)を抽出したもの。バターは低カビ毒で短鎖脂肪酸を含み栄養豊富なグラスフェッドバターまたはギー(澄ましバター)が推奨されています。

代用方法としてバターコーヒーのレシピがあり、良質のコーヒーとバター、ココナッツオイルを使います。バターが入手できない場合や苦手な場合には、ココナッツミルクを入れるレシピもあります。

コーヒーの淹れ方も重要でコーヒーオイルをしっかり抽出することが大切です。そのためにはペーパーフィルターで漉さないようにコーヒーを淹れます。具体的にはフレンチプレス、メッシュタイプのドリッパー、エスプレッソマシンなどを使います。

また、バターとオイルを「ミセル化」して吸収されやすいようにするため、ブレンダーを使うことがオススメされています。

完全無欠コーヒーのメリット

完全無欠コーヒーは、脂肪を減らせるだけでなく、抗炎症、抗酸化、腸内環境の改善など、多くのメリットがあります。

具体的には以下のようなものです。

  • すぐにエネルギー源になる
  • カフェインによる脂肪燃焼促進
  • 脳内の炎症を防ぎ認知機能を高める
  • セロトニン、ドーパミンを活性化して気分を良くする
  • コーヒーオイルによる抗炎症作用で酸化ストレスとDNAのダメージを防ぐ
  • エムトールを抑制した跳ね返りで筋肉の形成に役立つ
  • ポリフェノールが痩せ型腸内細菌(サプリでは買えない)のエサになり増殖を促す
  • ファスティング中に摂取することで脂肪を貯蔵しようとする腸内細菌を妨げる
  • 抗酸化物質のクロロゲン酸の効果を(カゼインを含まないので)3.4倍に高める
  • MCTオイルがケトン体を急速にもたらし脂肪を燃やし代謝を高める
  • バターに含まれる酪酸塩が腸内をきれいにし脳の炎症が低減する
  • 空腹感が4~5時間オフになりファスティングがラク
  • 完全無欠コーヒーは飲んでも断食の効果を壊さない

などなど・・・。

自分なりの実践方法

最強の食事にあるとおりにすると食材調達が大変そうだしコストもかさむので、自分なりに以下のポイントに絞って実践しました。

朝はバターコーヒー

完全無欠コーヒーにはカビ毒のない高品質コーヒー豆を使う必要がありますが、効果のほどもわからないので、とりあえず下位バージョンの「バターコーヒー」で済ますことにしました。

具体的には何を使ったかというと、ネスカフェバリスタかドルチェグストで淹れたコーヒー。バターはWestgoldのグラスフェッドバター、ココナッツオイルはiHerbで買ったArtisanaのオーガニックバージンココナッツオイルを使用。

ミセル化して吸収をよくするために攪拌するのが推奨ですが、適当なブレンダーがないので、コーヒーのミルクを泡立てるミルクフローサーで代用しました。

昼食は糖質不可

昼食は何食べたかはっきり思いだせないのですが、確か青汁とかヨーグルト(プレーン)などを食べたと思います。できるだけ炭水化物、糖質を摂らないようにしてました。

でもそれだとやっぱり16時頃になるとお腹が空くので、バター海苔巻きや少量のスナック食べることもありました。あと普通にコーヒーは飲みます。ただし、甘味料は砂糖じゃなくてキシリトールやエリスリトール。

夕食は普通

夕食は特に気にせず普通に食べてました。内容も最強の食事にのっとったレシピでなく好きなものを。ただし、腹8分目程度に抑え炭水化物は少なめ。

夕食以降は何も食べない

とする予定でしたが、コーヒー(コンビニにあるようなチルドカップ)を飲んでました。砂糖とミルク入り。夜中に飲むのが習慣になっているので、まあいいかと。

さらに生チョコとかも食べてましたね。さすがに極少量に抑えましたが。

最強の食事では寝る前に適量の糖質を摂取することで、睡眠を改善するようなことも紹介されていましたので、案外悪くなかったかも。

実践結果

結構グダグダな取り組みでしたが、朝にバターコーヒーを飲むのと、糖質を制限したことが効を奏したのか面白いくらい体重が減っていきました。

本の帯に毎日0.5kg痩せるとコピーがありますが、そのとおりに減っていきましたので、モチベーションは続きました。適正体重を下回ってからむしろ怖くなって食事量を増やしたぐらいで。最終的には57kgで落ち着きました。

実践後に夏に入りバターコーヒーは中断してましたが(アイスにするとバターやココナッツオイルが固まるため)、夜中にケーキなどをパクつくことがなくなり(コーヒーは飲むけど)、そのおかげかリバウンドもなし。

ちなみに現在はバターコーヒーを再開してます。夕食以降はコーヒーだけで16~18時間空けることを意識してます。結構、炭水化物や糖質も摂ってますが、断続的ファスティングが効果を発揮しているのか、56kgが近づいてきました。

これ以上は減らしたくないので、今後は筋トレで増量して適正体重の60kgに戻したい。

まとめ

「最強の食事」では、ダイエットのためだけでなく、筋トレや睡眠、IQアップなど、ハイパフォーマンスのための本になってます。

著者がアメリカ人で食料事情はアメリカを前提としているので日本とはそぐわない部分もありますが、とりえあず完全無欠コーヒー(バターコーヒー)と断続的ファスティング、糖質制限は取り組みやすいと思います。

当面、自分も完全無欠コーヒーと半日断食は続けていく予定。最近はココナッツオイルからMCTオイルに変えたりしています。あと著者がオススメしていたフレンチプレスも買いました。