【レビュー】アプリでコーヒーの濃さを自由にカスタマイズできる「ネスカフェ バリスタ アイ」

ネスレからバリスタの無料交換の案内ハガキが届いたことを記事にしましたが、ちゃんと「バリスタ TAMA」から「バリスタ アイ」に交換してもらいました。

交換してもらってからもう半年ぐらい経過してしまいましたが、遅まきながらレビュー。

ネスカフェ バリスタ アイ SPM9635 / HPM9635

無料交換してもらったバリスタ アイと詰め替えカートリッジ

ネスレから無料交換してもらったバリスタ アイ。なんと詰め替えカートリッジの「香味焙煎」が2本もついてました。ありがたい。

外箱記載のコーヒーメニューなど

バリスタ アイはアプリと連携できるようになったこと以外は「TAMA」とほぼ同じ。メニューは基本的に5種類ですが、アプリからはアイスコーヒーメニューが抽出できます。

といっても、冷たいコーヒーが抽出されるわけでなく、氷を入れたカップにアイスコーヒーに最適な濃さで抽出されます。

バリスタ アイ本体

デザインもほぼ前モデルのTAMAと同じ。変化があるのはタッチパネルとドロワーのアイコンぐらいかな。電源コードは相変わらず赤いです。

給水タンク

給水タンクは取り外しできます。容量は1L。口が狭いので手を入れて洗うのはちょっとムリ。取っ手はついているので取り外しや持ち運びはしやすい。

カップトレイ

カップトレイははめ込み式です。外れやすいので、マシンを持ち上げて移動させるときは注意。トレイに抽出液が溜まっていると落としたとき床を汚してしまいます。

コーヒータンクカバー

コーヒータンクのカバー部分。天窓が開いた構造のためコーヒー残量が確認しやすいです。

コーヒータンク

コーヒータンクも取り外しできます。

コーヒータンクを分解

コーヒータンクを分解してみるとこんな感じ。TAMAにあった十字プレートがなくなってますのでパーツはひとつ減りました。

ドロワーを引いたところ

コーヒーを抽出する部分です。お手入れの際はドロワーを引いてここからパーツを取り出します。

洗浄パーツ

お手入れの際に洗浄する必要があるパーツ。取説では毎日洗うことになってますが、毎日頻繁に使っていればそこまで高頻度に洗う必要はないかと。

攪拌部パーツ

ここにコーヒーの抽出液が入る攪拌部パーツです。そのため、汚れて放置するとコーヒーの味に影響がある部分になります。

メッシュフィルターがはまっていて、コーヒーのクレマを作る構造。メッシュフィルターは取り外しができます。

底は出っ張りがある構造です。底は普通のスポンジでは洗いにくいので、小さいブラシがあると便利。

使用前のすすぎ

使用前のすすぎ。給水タンクに水を入れてカプチーノで抽出します。この時点でコーヒータンクは空にしておく必要があります。

プラスチック臭はある程度はしますが、何度かすすぎをすれば軽減できます。注意したいのは、すすぎ後のお湯より立ち上る湯気のほうがプラスチック臭い点です。湯気がマシンをつたわる際にニオイが付着するものと思われます。

ニオイをチェックするときは、湯気ではなくすすいだお湯で確認したほうがいいです。

抽出してみよう

準備が終わったので実際に抽出してみます。

コーヒータンクをセット

コーヒータンクと詰め替えカートリッジ

まずは詰め替えカートリッジの「エコ&システムパック」を使ってコーヒータンクにコーヒー粉を充填します。

コーヒー粉を充填中

コーヒータンクのキャップをはずして、詰め替えカートリッジのフィルムをはがし、タンクの突起部分に差し込むだけ。するとこんな感じでドバーッと充填されます。

カバーを開けてコーヒータンクをセット

あとはキャップ締めてコーヒータンクをマシンにセットで準備完了。

本体操作で抽出

ブラックコーヒーを抽出中

まずはアプリを使わずマシン本体から抽出。電源ボタンをオンにして30秒待つと予熱完了。後はカップを置いてメニューをタッチするだけ。時間的には数十秒程度かな。

ドリップ式と違ってあっという間に抽出できます。抽出は自動的に止まります。

抽出中は結構うるさいです。ポンプを使うので仕方ありません。早朝や深夜に使うのはちょっと憚られる音の大きさ。

ブラックコーヒーの抽出完了

ブラックコーヒーメニューで抽出しました。しっかりクレマの層ができてます。

ネスカフェ アプリで抽出

「バリスタ アイ」ではアプリから抽出できるようになりました。コーヒーの量、水の量、泡立ち量をそれぞれカスタマイズできます。

今度はアプリを使って抽出してみます。

ログイン画面

アプリを起動するとネスレへログインが必要になります。アカウントなくてもとりあえずログインできます。あとは案内に従ってバリスタとのペアリングとかを設定します。

コーヒーメニュー画面

フッターメニューのカップアイコンをタッチすると抽出メニュー画面になります。

エスプレッソメニューのカスタマイズ画面

エスプレッソタイプをタッチするとこんな画面になります。ブラック系メニューではコーヒーの量と水の量をカスタマイズできます。バーを動かすとアイコン横の数字も連動して増減しますので、数値でも把握できます。

画面下部の左のアイコンをタッチするとカスタマイズ設定を保存することもできます。

カプチーノメニューのカスタマイズ画面

カプチーノやカフェラテメニューの場合は、ミルクの泡立ちもカスタマイズできます。

コーヒーメニュー画面にオリジナルレシピを追加

カスタマイズ設定を保存したら、このようにメニューに追加されます。

ポイント画面

コーヒーを抽出するとポイントがたまります。抽出後にルーレットを回すことができ、当たれば5Pもらえます。

チアーズ画面

アプリではSNS的な機能があり、同じ時間でバリスタを使ったユーザーが表示されたりします。

ペアリング手順の案内画面

アプリを使うためにはバリスタ本体とスマホのペアリングをしないとけいません。ですが、アプリのレビューをみるとペアリングできないと文句を言っている人が少なくありません。

実は小生もペアリングできませんでした。ネスレの動画でペアリングできない場合の対処方法が公開されていますが、そのとおりにやってもウンともスンともいいません。

 

で、本体からの操作でも困っていなかったので放置していたのですが、この前タブレットを買ったのでネスカフェ アプリをインストールして試してみました。

タブレットとバリスタ アイ

そしたらペアリングできて抽出成功。

エスプレッソメニューで抽出量比較

エスプエッソメニューで水の量を変更して抽出したところ、しっかり反映して抽出できました。

カプチーノメニューで抽出量比較

カプチーノでも抽出してみました。本体からの操作ではカプチーノとカフェラテメニューは通常の方法では濃さを変更できないのですが、アプリなら簡単です。

メニューのカスタマイズ

アプリによるコーヒーメニューのカスタマイズでは、湯量、コーヒーパウダー量、泡立ち量でそれぞれ限度があります。

コーヒーパウダーは1~3gまたは2~4gの間で1gごと、泡立ち量は30~60mlの間で10mlごとですが、湯量は各メニューのコーヒーパウダーの量によって調節幅が変わります。なお、湯量の調節間隔は10mlごとです。

1g 2g 3g 4g
エスプレッソ 40~60ml 70~120ml 100~180ml
ブラックコーヒー 40~120ml 70~200ml 100~270ml
ブラックコーヒーマグサイズ 70~200ml 100~270ml 140~300ml
カプチーノ 60~140ml 100~210ml 140~240ml
カフェラテ 40~80ml 60~180ml 100~220ml
アイスコーヒー 40~60ml 70~120ml 100~180ml

使ってみた感想

いつものコーヒーがおいしく飲める

バリスタ全般にいえますが、レギュラーコーヒーではなくネスレのインスタントコーヒー(ネスレによればレギュラーソリュブルコーヒー)を使いますので、インスタントの範囲内のおいしさではあります。

それなら普通にインスタントを飲めばいい気もしますが、ネスレによればバリスタを使うと香りがアップするそうですし、クレマができたりミルクが泡立つだけでも結構おいしくなるものです。

また、コーヒーをおいしく飲むのに最適な温度で抽出できるのもメリット。インスタント飲むのに湯温の確認などやってられません。ただし、やけどするほど熱々のコーヒーが飲みたい人には向きません。

ネスレのコーヒーが好きなら

バリスタ専用詰め替えカートリッジは、通常のインスタントコーヒーと同じ種類が用意されています。ゴールドブレンドとか香味焙煎とか。

そのため、バリスタ特有のメリットとはいえないのですが、バリスタでコーヒーをおいしくする方法で書いたような工夫をすることもできます。

先の記事では香味焙煎を使ってましたが、ラテメニューなら「ゴールドブレンド コク深め」がおいしいです。クリープを使ってもいいですが、やはり牛乳がオススメ。

再発売された「プレジデント」なんかも、かなりおいしくて評価も高いです。こちらはブラックで飲むのに適してます。おいしいぶん価格も高めなので1杯あたり30円ぐらいしますが。

飲む杯数が多い人に向いている

家族で飲む場合や食後のコーヒーが欠かせないなど毎日飲む頻度が多い場合、インスタントコーヒーを淹れるのも大変です。バリスタの場合、メニューをタッチするだけですぐ飲めますので手間がかかりません。

使う頻度が少ない場合、メンテナンスコストのほうがメリットを上回るかもしれません。たまに、泡立ちコーヒーやカプチーノを飲みたいだけなら、フローサーでも買って使ったほうが簡単です。

洗浄パーツが多い

お手入れで洗浄パーツが多いのはデメリット。ドルチェグストやネスプレッソなんかは、ほとんど必要ないぐらい簡単ですが、バリスタはどうしても手間がかかります。

取説では攪拌部は毎日洗うことになってますが、頻繁に使っているならそこまで神経質にならなくても大丈夫だと思います。しばらく使わないときとか湿気や乾燥など季節ごとの変化を踏まえて、自分なりの間隔でお手入れすればOK。

個人的にはやっても週1ぐらいしかお手入れしてません。

コーヒーメニューをカスタマイズできる

今まで本体からの操作ではブラックコーヒー系のメニューしか濃さを調節できませんでした。アプリからはカプチーノやカフェラテメニューでも濃さを調節することが可能になったので、従来の裏技的方法が不要になったのは大きいです。

本体操作からの場合、濃さの調節は水の量でコントロールしますので、抽出量自体は減ってしまいます。アプリを使えば水の量だけでなくコーヒー粉の量やミルクの泡立ち量も変更可能。抽出量を減らさず濃さを維持できるようになりました。

また、アプリを使った濃さのカスタマイズでは、数値で確かめることができます。操作バーを動かすとコーヒー粉のグラム表示や水と泡立ち量のミリリットル表示に反映されます。

個人的には本体操作だけでも困ってませんでしたが、いざアプリを使ってみるとやはり便利です。

アプリが使えないことも

すでに書きましたが手持ちのスマホ(ASUS Zenfone 2 Laser、OSバージョン6.0.1)ではバリスタ本体とペアリングできませんでした。

アプリのレビューを読むと結構なユーザーがペアリングできないようで評価が低いです。文句ある人のほうが書き込むからっていうのもあるでしょうけど。

タブレット(ASUS Zenpad S 8.0、OSバージョン6.0.1)にインストールしたらアプリが使えたので良かったです。タブレットとパソコンには対応してないそうですが。

アプリからの操作目的で購入する場合、実際使ってみるまで動作するかわからないのは厳しいかな。

ネスレのよくある質問の「アプリに対応するOSのバージョンは?」の項目でスマホ対応機種の一例が出てますのでチェックしてみるといいです。

動作音は大きい

バリスタはドリップ式ではなく圧力式なので動作音は大きいです。

抽出時間は数十秒と短いですが抽出するときだけでなくミルクを泡立てるジェット噴射やコーヒー粉を落とすときも動作音が大きいので、真夜中とかは基本的に使うのは厳しい。

まとめ

バリスタ アイが発売されてから1年も経ってませんが、バリスタの最新モデル「バリスタ 50」が9月1日に発売されます。

ゴールドブレンドの発売50周年を記念して発売されるモデルで、メニューボタンが大きくなり操作性が向上、濃いカプチーノになるようレシピの改良やお手入れが簡単になるリンスボタンが新たに追加されるとのこと。もちろん、Bluetoothでのアプリ連携もできます。

もしバリスタを購入予定の方は少し待ったほうがいいかも。ネスレ公式サイトで発売記念セールをやったり(Amazonで買うより安かったり特典がつく)、バリスタ アイの価格も新モデルの登場で下がるかもしれません。

また、ネスレではバリスタ無料レンタルや職場向け無料レンタルのネスカフェ アンバサダーといったサービスがあります。そのうちバリスタ 50が対象マシンになるかもしれません。

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