
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)用にギーを買ってみました。相変わらずバターコーヒーはよく飲んでいて、グラスフェッドのバターを使ってましたが、切るのが面倒くさい。そこでスプーンで入れられるギーなら楽かなと試しに導入してみた次第です。
4th & Heart ギーバター オリジナルレシピ

「4th & Heart」のグラスフェッドのギー。内容量は454gあり2000円程度なのでコスパはいいです。小さめの255gタイプもあります。ちなみに国内ショップで買えるものは250gぐらいで2000円程度が多いようです。

ギーは澄ましバターといって、バターを弱火で煮詰めることで濾過します。乳糖、乳たんぱく(カゼイン)を含まず炭水化物はゼロ。まあバターに含まれるのもないに等しいですが。純粋な乳脂肪分として脂質はほんの少し多いぐらいかなと。スプーンで83杯分ぐらい。
ギーはバターと同様、短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸が多く含まれエネルギーに変換しやすく、共役リノール酸の働きも相まって脂肪の燃焼を促進する働きがあるそうです。
明確なバター(牛乳)
rBSTで処理されていない牛の乳から作られています。牧草地育ち

こんな感じで色はそこらへんで買えるバターと比べてかなり黄色い。βカロチンの色だそうです。室温で保存できますが開封したら3ヶ月以内に使用するか冷蔵したほうがいいみたいです。
食べてみた
正直、乳臭い・・・。
やっぱりバターとは別物ですね。バターを加熱して水分などの不純物を飛ばしたものがギーですが、そのわりには濃い味わいのバターという感じではないです。獣くさいというか乳くさいというか。この香りはメイラード反応でできるらしい。
トーストしたパンにバターのかわりにギーを塗ってよりおいしくみたいな用途だとちょっと当てが外れます。完全無欠コーヒー用に買ったのですが、それでも香りは感じられるので、使いきりはしたもののちょっと自分には合いませんでした。
そんなわけなので結局グラスフェッドバターを使うことにしました。もっと味の濃い料理などに使うならギーでも大丈夫かも。それとチョコレートギースプレッドなんていうのもあるので、パンに塗るならオリジナルよりそっちがいいかもしれません。
なお、iHerbで現在ギーを取り扱っているメーカーはこの「4th & Heart」と「Pure Indian Foods」のみ。「Pure Indian Foods」のギーも同時購入して試したことがありますが、それよりは癖は少ない感じではあります。
まとめ
そういうわけでギーは挫折しましたが、バターより煙点が高く料理にも使いやすいので、独特の香りが問題なければ幅広く使いやすいのは確か。
保存もバターよりきくので、まだギーを未体験な方は1度試してみてはいかかでしょうか。