
抹茶ラテが好きなんだけどカロリーが気になる・・・
たまに飲むくらいなら影響ないでしょうが、ダイエットしていたり、1日何杯も飲むぐらい抹茶ラテ好きだとちょっと問題になります。
最も効果的なのは抹茶ラテを飲まないことですが、抹茶自体には豊富な栄養素やカテキンやテアニンといった機能性もある成分も含まれているので、やめるのはちょっともったいない。
そこで抹茶ラテを飲んでもできるだけカロリーを減らす、または太りにくくなる方法をご紹介します。
抹茶ラテのカロリー
まずはショップの抹茶ラテのカロリーがどれぐらいあるのかです。
種類 | カロリー | |
スターバックス | 抹茶クリームフラペチーノ(トールサイズ) | 342kcal |
抹茶ラテ(チルドカップ) | 182kcal | |
ドトール | 宇治抹茶ラテ(Mサイズ) | 170kcal |
タリーズ | 宇治抹茶ラテ(トールサイズ) | 162kcal |
どうしてカロリー高い
抹茶ラテのカロリーが高いのは、主に牛乳によるもの。牛乳はタンパク質のほかに脂肪分も多いのでどうしてもカロリーが高くなります。200mlなら130キロカロリーはあります。
抹茶のカロリーはそれほど高くありません。1杯2gあたり6キロカロリー程度です。抹茶ラテにはもっと使うので10キロカロリー程度が目安です。
砂糖については使用量にもよりますが、例えばグラニュー糖3g(スティック1本分)で12キロカロリー程度になります。抹茶ラテにもっと使っているので30キロカロリー程度が目安です。
スターバックスのフラペチーノみたいにクリームを使うものはカロリーが高くなりますが、通常の抹茶ラテなら160~180キロカロリーと憶えておけばいいでしょう。
抹茶ラテのカロリーを抑える3つの方法
カロリーカットできるサプリを飲む
ダイエットに熱心なら試してみたことがあるかもしれませんが、糖質や脂肪の吸収を抑えるサプリがいろいろ出回っています。
主にギムネマという成分を中心に配合したサプリと難消化性デキストリンがあります。
カロリミット
人気なのがファンケルのカロリミットというサプリです。ギムネマのほかに緑茶に含まれるカテキンやインゲン豆由来ファセオラミンなどが配合されています。
カロリミットは、ギムネマ単体や単純に効きそうな成分を配合しただけの他のサプリと違い、臨床試験を経て効果を確認しているようです。
ただし、機能性表示食品なのでトクホのように国の審査を行っているわけではありません。機能性表示食品は、事業者の責任において科学的根拠のあるデータを消費者庁に提出すると表示が許可されます。
注意したいのはダイエット薬ではないので糖質や脂肪を外にどんどん出すわけではなく(多少は出ると思いますが)、吸収をゆるやかに抑えるのが主な働きということです。
なぜ吸収をゆるやかにすることで太りにくくなるかというと、インスリンが関係しています。血糖値が急上昇すると大量のインスリンが分泌されますが、インスリンは余分な糖を脂肪にして蓄えやすくする働きがあるためです。
吸収をゆるやかにすることで、糖を燃焼できるようにして脂肪になるのを防ぐことで、結果的に太りにくくなるわけです。
ただし、ギムネマには糖質だけでなく、他の栄養素の吸収(鉄とか)を阻害したりするので注意が必要です。
難消化性デキストリン
難消化性デキストリンは水溶性食物繊維です。
よく血糖値を急上昇させないためにはまず野菜をはじめに食べろといわれますが、それと同じで食事と一緒に摂ることで糖や脂肪の吸収を緩やかにします。
食物繊維なので整腸作用がありますし、ギムネマのように他の栄養の吸収を阻害することがありません。成分単体で販売もされていて価格も安いので経済的にも続けやすいのもメリット。
一回の食事につき5g程度を摂る必要があり、場合によっては食物繊維を摂り過ぎる可能性もあります。食物繊維の1日の目安量は20gですので、普段の食事分を踏まえておくことが大切です。
もちろん食物繊維自体は体にいいものですが、便秘がちで腸の蠕動運動が弱くなっていたり麻痺している場合、食物繊維を摂り過ぎることで悪化する可能性があります。
また、欠点としておならが出やすくなるのです。といっても、善玉菌のエサになることででるガスなのでにおいが少なく心配いりません。
自分で抹茶ラテを作る
カロリーカットサプリは普段の食事でも使えますので、ダイエット中なら便利です。しかし、抹茶ラテを飲む度にいちいちサプリを飲むのは大げさかもしれません。
ちょっと面倒ですが自分で抹茶ラテを作ってしまったほうが、カロリーを確実に減らせます。
すでに説明しましたが抹茶ラテのカロリーで大きなウェイトを占めるのが牛乳です。牛乳を低脂肪や無脂肪乳のものに変更すればカロリーを減らすことができます。
たとえば、「明治のおいしい牛乳」では200mlあたり137カロリー、「明治おいしい低脂肪乳」では200ml当たり99カロリーとなっています。だいたいカロリー30%オフ程度ですね。
砂糖をカロリーが少ない糖アルコールに変えるのもいいでしょう。特にエリスリトールは代謝されず尿として排泄されるのでカロリーゼロです。
オリゴ糖は善玉菌のエサになって腸内環境を整える効果がありますが、あまり甘くないのでシロップを混ぜてあるタイプはカロリーがたいして減らないかもしれません。
自分で抹茶ラテを作らないといけないのが欠点ですが、工夫次第で低カロリーのおいしい抹茶ラテを作ることも可能でしょう。
ウェルネス抹茶を利用する
自分でつくるのも面倒という人はネスレのウェルネス抹茶カプセルを使うと便利です。カロリーを抑えるだけでなく、ダイエット中に不足しがちな栄養素も同時に摂ることができます。
ウェルネス抹茶カプセルには、各種ビタミンやミネラルが配合されているほか、グルコサミンやイチョウ葉エキス、植物ステロールといった栄養素がプラスされた抹茶カプセルもあります。
ファンケルと共同で開発した「カロリミット配合」の抹茶カプセルまでありますので、別にサプリを買わなくても大丈夫です。抹茶だけでなく食事のカロリーも抑えることができ一石二鳥です。
さらにミルクカプセルを使えば簡単においしい抹茶ラテをつくることができて簡単です。ミルクカプセルにもファンケルHTCコラーゲン、各種アミノ酸(シトルリン、BCAAなど)、食物繊維が配合されたものがラインナップされています。
自分の目的に合わせて抹茶カプセルとミルクカプセルを組み合わせれば、おいしい抹茶ラテを飲みながら最適な栄養素を摂取することができるわけです。
ウェルネス抹茶は残念ながら一般販売されていなくて、ウェルネスアンバサダー(カプセル定期購入サービス)になる必要があります。
ウェルネス抹茶はドルチェグストというカプセル式コーヒーマシンを使って抽出することができるのですが、ウェルネスアンバサダーに申し込むとマシンを無料レンタルすることができるので初期コストなしで試せます。そのうえマシンが故障してもずっと無料修理してくれるので安心です。
それとウェルネスアンバサダーでは、通常のドルチェグストカプセルも購入できます。10%OFFの特別価格になるので、抹茶だけでなくコーヒー好きにもオススメです。
まとめ
抹茶ラテのカロリーを減らす方法を書いてきましたが、実は抹茶だけでも効果的です。
抹茶にはカテキンやカフェインが豊富に含まれていますので、脂肪燃焼を促進する働きがあります。あくまで脂肪を燃えやすくするだけなので、カロリーカットできるわけではありませんが、1日のはじまりや運動前などに飲むといいでしょう。
また、抹茶自体には抗酸化作用や美肌に役立つ栄養素も含まれています。うまく利用すれば健康的にダイエットできるのではないでしょうか。