
森永の「パルテノ」みたいなヨーグルトっておいしいですね。ギリシャヨーグルトというそうですが、濃厚な感じでシロップなんかをかけるとスイーツ感があります。
ギリシャヨーグルトとは、発酵過程に水切り工程を加えただけで、特別な製法というわけでもないようです。市販されている商品はもっと手の込んだ方法のようですが。
そんなギリシャヨーグルトが自宅でもつくれるのが「水切りヨーグルトができる容器」という名称そのままな容器です。ヨーグルトを放り込むだけなので超簡単です。
水切りヨーグルトができる容器

容器と水切りザルと蓋というシンプルな構造です。容量は最大で500gまで対応しています。取扱説明書には基本の使い方に目安となる水切り時間も書いてあります。そのほかレシピがいくつか。

水切りザルは足がついているので自立します。それぞれのパーツはかっちりはまるわけでなく、乗せるだけという感じ。

容器にはヨーグルトの水分である乳清(ホエー)がたまるわけですが、容器に目盛りが記載されていますので、硬さの調節に便利です。

フタについてですが、本当にフタするだけのフタです。乗せるだけなので、容器を倒したりすると漏れます。溝にかっちりはまらずガタつくので、ゴムとかで結わいでも乳清が漏れてしまうかもしれません。
水切りヨーグルトを作ってみよう

実際に作ってみようということで、明治ブルガリアヨーグルトで試してみました。内容量は450gなので問題なく全部投入できます。

スプーンでちまちま入れるのも面倒なのでそのまま入れます。

スルっといきませんでしたが、横とか底をバンバン叩けば中身を入れることができました。あとはフタをして冷蔵庫で24時間待つだけ。実に簡単。

24時間後です。乳清は24時間経つと250mlぐらいまで切れるらしいですが(製品による)、今回は200ml程度でした。

こんな感じでスプーンを逆さまにしても落ちないぐらいねっとり濃厚な仕上がり。

さらに24時間経過させてみました。前とそんなに変わりないかなと思ってましが、24時間放置よりもっと濃厚で固形物感があります。
食べてみた
パルテノと食べ比べてみると、パルテノのほうが酸味が少ないぶん食べやすいと思います。ブルガリアヨーグルトでつくったので、酸味のある濃厚なブルガリアヨーグルトといった感じです。
食感もパルテノのほうがクリーミーな印象ですが、遜色ない十分濃厚かつクリーミーなギリシャヨーグルトができました。それに48時間も経過させるとパルテノ以上の硬さが得られます。
メープルシロップをかけてぐるぐる混ぜて食べましたが非常においしい。また、単純に食べるだけでなくいろいろなレシピで使えそうです。
ちなみに乳清は栄養の宝庫なので使い道を考えておくといいです。
まとめ
他の同類製品はキッチンペーパーを使うタイプが多いようですが、この「水切りヨーグルトができる容器」はメッシュタイプなので手間なく便利です。シンプルな構造なのでお手入れもラク。
市販ヨーグルトを入れるだけで濃厚なギリシャヨーグルトが自宅でできます。ヨーグルト好きな方や自作している方にオススメです。