
以前ブレーカーが落ちたときにハードディスクがクラッシュしたことがあり、それから無停電電源装置(UPS)を使うようになりました。万一、停電になってもしばらくは電気を供給してくれ、自動シャットダウンも可能です。
使用しているのはオムロンのUPS「BY50S」ですが、バッテリー寿命がきたので交換してみました。だいたい2年半ぐらいの使用期間で交換となりました。3年ぐらいもつかなと思ってましたが。
オムロン 交換用バッテリーパック BYB50S

届いた交換用バッテリー。8700円程度するので新品UPSの半分程度のコスト。バッテリーは案外高い。

取り出すとバッテリーと交換方法が記載された取説が入ってます。この交換用バッテリー「BYB50S」はオムロン無停電電源装置「BY35S/50S用」です。
バッテリーを交換してみる

まず、UPS本体の底面にあるカバーを外します。ネジ止めなのでプラスドライバーが必要です。

タグを持ってバッテリーパックを赤い線まで引き出します。

この二つの端子をコネクタからはずします。取説読むと簡単にはずれるような印象でしたが、やってみるとえらいカタイので大変です。

はじめに赤ケーブルをはずします。先が細いラジオペンチで端子部分をつまみゆさぶるような感じで動かします。ペンチの動きとしては小刻みに回転させて端子を上下にずらしていく感じです。

次に黒ケーブルです。こちらはカバーがあり端子が掴みにくいのでペンチは使わず指で引き抜きます。
要領は赤ケーブルと同じです。そのときコツがあり、黒ケーブルだけでなくバッテリーももってゆさぶることです。ケーブルとバッテリーが交互にずれあうようにするとはずしやすいです。
はずれたら新しいバッテリーと交換します。端子の接続は力不要で簡単にできます。
バッテリー交換の際は、新しいものと使用済みのものを間違えないように注意。見た目で識別しにくいです。

電源入れてみて動作確認して交換完了です。

なお、使用済みバッテリーはオムロンで無料回収してくれます。送料は払う必要がありますが。申し込み書は、無停電電源装置を購入したときにも入ってましたが、交換用バッテリーにも入ってます。
まとめ
交換の際のケーブルはずしは想像以上に固くて大変でした。特に赤ケーブルははずしにくいので素直にラジオペンチを用意しておいたほうがいいでしょう。