
買う前に読んでおきたい「サンルミエ・エクセラ 7」の口コミ・レビューまとめ。
「サンルミエ・エクセラ 7」とは
「サンルミエ・エクセラ 7」は、セラミック板に導伝材を薄膜積層して一体化した遠赤外線パネルヒーターです。一般的な多層式パネルヒーターと比べエネルギーロスが少ないのが特徴です。パワーは3段階切替で自動運転機能を搭載しています。
口コミ・レビューまとめ
amazon・楽天のレビューから参考になりそうな部分だけ抜粋・要約してまとめました。
パワー
プラス評価
12畳のお部屋に使用。東京でこの時期なら中で十分暖かい。
部屋の温度が13度で2時間(強)で使用して4度上昇しました。
6~8畳で 強で1時間あと中で使用 ほんのりと暖かい気持ちはいいです。
速暖性はありませんが、じんわりほのかに暖かい感じです。
ほんとに陽だまりにいるようなあたたかさです。気持ちがいいです。
寒冷地、木造アパート、6畳フローリングの寝室。暖房性能については12月上旬(最低気温3度くらい)は自動運転で十分です。
眠っている時も暑すぎず寒すぎず自然な暖かさで老人にはとても良い。
早速自動運転を試しました。今年1番の冷え込みということで不安(いつも寒くて朝方目が覚める)だったのですが、朝まで一度も目が覚めず熟睡できました。
マイナス評価
古民家で結構隙間が有り。 と思い、大き目を購入したが、余り暖かくならず。
すごい寒がりな人にはむいていないかもしれません。
速暖は無理です。中、強で1mぐらいの場所なら暖かいです。
真冬には使えず、春先・秋には快適そうです。
氷点下で寒くなるなど豪雪地域には厳しいかも・・・。
思っていたのと違うのは頭部も中から暖かい感じがすること。 少しボォ~とするので、仕事部屋には不向き。
購入して1か月ぐらい使ってます。 遠赤外線の効果がどんなものなのか期待していましたが、 正直まだよく分かりません。
部屋全体が暖かくなることはありません。そばにいても何となく暖かい程度です。
確かにじんわり体の芯まで温まりますが、レビューを見たほどではなかったかな。
使いやすさ
プラス評価
金属のガードも熱くならないです。
夜も運転したまま眠れる。何より部屋が乾燥しなくてうがいに何度も立たなくてすむのが有難いです。
赤ちゃんの暖房として最適です。
とにかく臭いや乾燥がなく安全・快適でいいです。
無音・無風・無臭・換気不要でペットのサザナミインコを部屋に残しての外出も安心して使用出来ます。
マイナス評価
一部上面が、強で使うとやや熱くなります。
オンとオフのタイマー機能が無い。 起動すると必ず自動運転なのもちょっと... 自動運転も既定の時間動作だけで、温度センサーではない。 など、価格が高価な割に機能が低レベル過ぎる。
タイマーはなく、自動運転にすることが条件で8時間後に消えるというだけ。
静音性
プラス評価
音も無いし、風も無いのでいい感じです。
とにかく静か。音なしです。
マイナス評価
なし
デザイン
プラス評価
オレンジ色なので、やはり暖かみがあって良かった。
思ったよりコンパクトで、移動しやすくて便利。
マイナス評価
デザインが現代的でないのが少し残念です。レトロと言うまでは古臭くないですが・・・。
デザインが電気ストーブ的で古い。
コメント
暖房能力
サンルミエ・エクセラ7は、電気パネルヒーターなので消費電力=熱エネルギーになります。人体に吸収されやすい遠赤外線を放射できるかなどプラスアルファの部分はあるでしょうが、部屋全体を暖める能力は低いので、部屋の大きさ、気密性や断熱性、厳寒期がどうかなど大きく環境に左右されます。基本的に真冬のメイン暖房には向きません。
自然な暖かさで気持ちいいと遠赤外線の効果は実感されているようですが、寒さが本格的になると厳しいという評価が多くなるのは仕方ないところ。乳幼児がいて安全性や快適さを優先する環境であったり、寝室での使用や近くに置いて暖を取るといった補助的な使い方を前提にしたほうがよいと思います。
パワー切替と自動運転
パワーの切替は弱(325W)・中(470W)・強(700W)の3段階があり、自動運転機能が搭載されています。ただ、この自動運転はパワーを一定時間で切り替えるだけの単純なものです。「強(2時間)」「中(1時間)」「弱(2時間)」「中(1時間)」「弱(2時間)」というサイクルで8時間経つと自動でオフになります。部屋の温度を感知する「温度センサー」で運転を制御するわけではありません。オンオフタイマーもないので製品価格を考えると機能不足は否めないかなと。
電気代
「8時間の運転で98円」とありますが、これは自動運転使用時で電気料金単価27円/kwhで計算した場合の電気代です。ちょっと肌寒いぐらいなら自動運転でも大丈夫かもしれませんが、寒くなると強運転が多くなるので「8時間の運転で98円」は当てにならないはずです。強運転で8時間だと150円程度になります。電気暖房器具でW数が高いものはコストも高くつくので仕方ないところ。
安全性
他の暖房器具と違って臭いや乾燥、燃料補給の手間がなく快適に使えるようです。安全ガード表面も触ってすぐやけどするような高温にはならないとのこと。転倒安全装置や過熱防止装置も搭載されていて安全性は評価されているようです。
ただ、強運転の場合、自然対流のためだと思いますが上面がやや熱くなるようです。また、パネル発熱体は高温になるため安全ガードの隙間から指を入れるのは危険なので注意が必要。といってもそれほど隙間は大きくないですが。
デザイン
デザインは見たとおり一昔前の家電ライクなおもむき。北欧メーカーのパネルヒーターとは比べるまでもないですが、年配の方にプレゼントする購入者も少なくないようなので、変にスタイリッシュなよりかはいいかもしれません。
また、キャスター搭載で体力が衰えた方でも取り回しは便利そうです。ちなみに、本体重量は7kgあります。