
買う前に読んでおきたい「象印 ふとん乾燥機 スマートドライ RF-AA20-AA」の口コミ・レビューまとめ。
「象印 ふとん乾燥機 スマートドライ RF-AA20-AA」とは
「象印 ふとん乾燥機 スマートドライ RF-AA20-AA」は、マット・ホース不要でふとんの乾燥・温めができる布団乾燥機です。運転メニューは「標準・送風仕上げコース」「あたためコース」「ダニ対策コース」「エココース」の4種類。吹出し口の角度を自由に変えられるので洗濯物や靴、押入れ、クローゼットの乾燥にも使えます。
口コミ・レビューまとめ
amazon・楽天のレビューから参考になりそうな部分だけ抜粋・要約してまとめました。
パワー
プラス評価
隅々まで温まらないというレビューを散見しますが、取説通りにセットすれば大丈夫です。
分厚い毛布と、モコモコの羽毛掛け布団の組み合わせでも隅々まで温まりました。コツは、毛布や、掛け布団をピシッと伸ばしてから始めることです。
(ダニ退治コース)無事に喉の不調が改善し、満足しております。
お布団はフカフカのサラサラになるし、いつもの倍以上寝心地。
クイーンサイズで上から羽毛布団、毛布、敷布団で使用。標準60分設定。端までは届きませんがほぼ全面温められてました。
羽毛掛け布団のみで使用していますが、全体に行き届いています。
あたためコースで、ダブルベッド(羽毛掛布団1枚)がホカホカです!
今まで使ってきた袋に入れるタイプと比べて、フワフワ感は遜色ありません。
乾湿作用は並み以上です。梅雨場から夏にかけてのサラサラ感は貴重ですね。
マイナス評価
(セミダブルベット)足元のほうは距離が遠いことから上半身部分と比べると暖かさは落ちます。
軽い掛け布団の場合は、問題無く手軽に使えます。しかし、布団が重くなると、温風のパワーが足りないのか、全体に温風が行き渡らないです。
(綿布団)全くふくらまないし、温まらないし、全く使い物になりません。
重い布団を使ってる人はやめたほうがいいと思います。標準コースで試してみましたが、布団の真ん中から足元まで、全く乾燥もあたためもできていませんでした。掛け布団は夏用の軽いものです。
天日干しにはかなわない。
ダニ対策の後に、専用ノズルで念入りに掃除機もちゃんとかけましたが効果はありませんでした。
羽毛でない薄掛け布団+毛布で試した場合、60分の使用でも足元までは温まりませんでした。
洗濯物の乾燥に期待していたのですが思った程の温風は出ず、干してある洗濯物全体への効果は薄かったです。
乾燥時に上にかけるのは、軽い羽毛布団一枚がベストです。いろいろかけたままだと乾燥が行き渡らないと思います。
使いやすさ
プラス評価
さっと出せてさっと片づけがきるので頻繁に使っています。
ホースやカバーがなく、使用するのに扱いが容易です。
標準コースは一回60分です。電気代は、一回16円(1Kw/H=23円)。ダニコース(360分)は、シングル一組144円。
布団に挟みスイッチを入れるだけの手軽さがなによりもありがたい。
部屋干しの洗濯物の乾燥にも使用したところ洗濯物が乾いていて助かりました。
機体が軽くて小さいので保管場所に困らない。
排気口に少しでもさえぎるものがあるとすぐ止まる安全機構も◎です。
蛇腹のホースが無いので本体が元気なうちはずっと使える。
マイナス評価
袋タイプでは無いので時々移動させて布団全体を乾燥させる必要がある。
布が感知センサーに少し触れるだけで止まる。
お布団を少し動かすだけで止まってしまいます。
ダニ退治目的に買ったけど布団一式を場所を変え90分4回やらなくてはならない。
少しでも乾燥中の布団を押してしまったりすると ピーピーっとなってしまう。
静音性
プラス評価
なし
マイナス評価
音はドライヤーよりは小さく、隣の部屋なら気にならない。でも、同じ部屋だとうるさいかも。
デザイン
プラス評価
運びも楽なのでいつでも使えます。
マイナス評価
デザインが驚くほどダサいこと。
本体にコードが収納できれば見栄えももう少し良かったのになぁ・・・
コメント
マット・ホース不要の布団乾燥機という革新性でヒット商品になった「スマートドライ」。ふとんにノズルを差し込んで運転するだけの手軽さでユーザーの評価も上々ですが、乾燥・温めに関してはどうも布団の種類や重さなどによってはイマイチなようです。
スマートドライの乾燥能力は「布団が隅々まで暖まりフカフカになった」という高い評価がある反面「期待したほど暖まらない」といった不満も少なくない印象。どうやら布団が綿布団で重かったり、ベッドサイズが大きかったりすると、温風が隅々まで行き渡らず思うように温まらないようです。
乾燥の仕組みとしては、まず強めの送風運転で布団を持ち上げ空気の通り道を作り、温風運転に切り替えて布団を温めるというものです。そのため、羽毛布団のように軽い場合は充分機能を発揮できますが、布団が重いと真ん中から足元は温風が届きにくいということが起きます。布団が壁に密着している場合でも温まりにくいので注意が必要です。
取扱説明書によれば、羊毛・羽毛・綿といった素材を問わず乾燥できるとのこと。重い布団を使っている場合は、運転開始後掛けふとんを軽く持ち上げるという対策が記載されていました。ユーザーのなかには足元でも運転させている方もいるようです。
ダブルサイズの場合は、標準コースでなくマニュアル運転(温風120分)を推奨されていたので取説通りやれば充分乾燥できるかもしれません。それ以上のサイズになるとやっぱり適用対象外みたいです。
ダニ退治コースも用意されていますが、90分を4回サイクル必要です。90分ごとにふとんの表裏を変えてセットする必要があります。最後に掃除機で吸い込んで仕上げという内容です。ダニの種類や温風が届きにくい布団の隅、冬場で室温が低く温度が十分に上がらないときはダニ対策できないことがあるとのこと。
そのほか乾燥させるときの注意点としては、ダニ退治コースに限らず寝具の耐熱温度が70度以上であること、低反発や高反発素材といった機能性寝具は温風により機能を損なうことがあるのであらかじめ確認しておいたほうが安心です。
それとふとん検知センサーですね。操作パネルの端の左右2箇所にありますが、ふとんなど(手や体でも)の障害物を2秒以上検知すると運転を停止します。この場合はスタートボタンを押すことで再開できますが、吸入口・吹出口をふさぐといった温度上昇防止のためエラーの場合、いちいち差込プラグを抜いて製品を冷ます必要があります。
布団以外に洗濯物全体への乾燥にも使えますが、あまり効果的でない場合もあるようです。室温や温風の届く距離が大きく影響しそうなので、全体にまとめてより個別に乾燥させる用途のほうが使い勝手がよさそう。
さすがに天日干しにはかなわないようですが、シングルサイズの羽毛布団のように軽い布団をお使いの場合は、マット・ホース不要でフカフカに乾燥でき、布団の温めなどにも手軽に使えるようですね。